『アクアスフィア / AQUA SPHERE』:タコが可愛い・・・そして、おもしろい

ギサワログ
人数 2~4人 ベストプレイ人数 4人
年齢 12以上 時間 60-100分
製作者 Stefan feld / ステファン・フェルト 販売会社 H@LL Games, Pegasus Spiele
ジャンル エリアマジョリティ
受賞履歴 2015 International Gamers Award - General Strategy: Multi-player Nominee
2015 Gouden Ludo Nominee
2015 Cardboard Republic Tactician Laurel Nominee
2014 Meeples' Choice Nominee
2014 Golden Geek Board Game of the Year Nominee
2014 Golden Geek Best Strategy Board Game Nominee
備考

「アクアスフィア / AQUA SPHERE」はどんなゲーム?

世界観

海底には資源が眠っている、かつてメタンハイドレートがもてはやされた様に、また海底に新たな資源が発見された。
それは新種のクリスタル
今回、我々は新種のクリスタルを回収して解析するミッションにアサインされている。
ただし、アサインされいるチームは複数ある・・・もちろん成果が出せなければ次のチャンスは訪れない。

さぁ、「海底調査基地アクアスフィア」で圧倒的な調査結果を出しましょう!
そうそう、この辺にはオオダコが居るので気を付けてくださいね

スリーブ情報

51枚のカードが入っています。
engameさんが取り扱っている「ミニユーロロング」サイズのスリーブがピッタリです。

アクアスフィア スリーブサイズ

Engames Shop

ルール

分量:20分くらいで読める分量

インスト原稿は実際にインストをすることにより、随時内容はより良いものに更新されます。
また、ルールミス等ありましたらそちら指摘いただければ反映致します。

ゲーム準備

今回は全員人として4人戦の準備で以下は記載しています。

2,3人の時は中立の駒が必要になるので微妙に準備が異なります。

まずは、まるっこい得点ボードを準備します。
2枚で1セットになっているので合わせます。
開始スペースの下に人型のトークンを一つ置きます。
そして、7つの丸い所に横のカードに記載されている通りプログラムタイルを配置します。

続いて6枚のセクタータイルをランダムな順番で繋げて丸っこくします。
その中に中央タイルを重ねて入れます。

次に個人ボードの準備をします。
個人ボードでは14個のボット駒と6個の潜水艦駒をボード上に並べていきます
個人ボードの近くに基礎研究タイルをランダムに1つ受け取ります。

最後に初期配置を行います。
初期配置はプレイ人数によってカードに書いてあるのでその通り準備します。

インスト用 -原稿-

皆さんは海底で新しい資源クリスタルを掘るチームのリーダーになってもらいます。
チームには技術者や科学者が居るのでうまく作業を割り振って下さい。
我々チームは海底基地でロボットにプログラミングを行って海底の調査をしていきます。
プログラムは書いたとおりにしか動きませんので、
しっかり、ロボットを有効活用できるようにプログラムを作りましょう。
ちなみに、この海底基地の名前が『アクアスフィア』です。

では、ゲーム「アクアスフィア」の勝利条件ですが、4ラウンドの内に1番知識点(勝利点)を稼いだ人が勝ちです。
ちなみに、このゲームでは1ラウンド終了ごとに得点計算が入ります。
1~3ラウンド目は中途勝利点、4ラウンド目に最終勝利点の計算を行います。

では、1ラウンド中の動きについて説明していきます。
1ラウンド中では全員がパスをするまで1手番づつ順々に繰り返していきます。
プレイヤーの手番で出来ることは3つあります。

1つ目は「パスをする」です。この「パスをする」を選ぶとラウンド中は何の行動もできなくなります
なので、自分の手番中に何もできなくなったタイミングでやるのが良いでしょう。

2つ目は「ロボット1つにプログラムを行う」ということです。
この行動は調査基地アクアスフィアに配置するために必要な行動であり、料理で言うところの下準備になります。
ロボットにプログラムを行うと、個人ボードの左上、左下の順(N字)でロボットをとって上段のプログラムシンボルの個所に配置します。
この上段に配置されたロボットはプログラム済のロボットと呼びます。

このロボットにプログラムを行う行動ですが、プログラムを行う行動自体は2通りあります。

まず、自分のチームの技術者に「プログラムやってよー」と丸投げする方法。
職場などでよくみられる光景です。
具体的には、自分の本部にいる技術者を矢印に沿って進めます。
その進めた先に書いてあるマークのプログラムをロボットにやってくれます。

次に「プレイングマネージャーなんだ私は」と自分の時間を使ってプログラムをする方法。
具体的には、時間マーカーを3つ支払うことで、ロボットを好きなようにプログラミングすることができます。
ちなみに、この方法は1ラウンドに1回しか使えません。管理職に作業をやらすなってやつですね。

ここで、また自身の手番に出来ることに話を戻します。
3つ目は「プログラム済のロボットで1つアクションを実行する」というものです。
ここで、先ほどの下準備(ロボットへのプログラム)が活きてきます。
まず、海底基地に居る科学者を別のセクター(地区)に移動させるかどうかを決めます。
ちなみに1回の移動でどれだけセクターをまたいでもかまいません。
セクタを跨ぐ移動には時間を使いますので、そこだけ気を付けてください。
もちろん移動させなくても大丈夫です。
その後、科学者をプログラム済のロボットに対応するアクションエリアへ移動させます。

次にロボットを自身の科学者のいるセクターの真ん中のエリア(コントロールスペース)に配置します。
既にいるロボットはどうするって?もちろん倉庫に片付けます、邪魔だしね。
ちなみに、倉庫には上限がありところてん方式で溢れたロボットは元の持ち主のもとに帰っていきます

最後に科学者が配置されているアクションスペースに対応したアクションを実行します。
これが自分の手番にできる3つのことです。

もう一度振り返ると「パスをする」「ロボットのプログラムをする」「アクションを実行する」です
ちなみにですが、アクションとは別に自身の手番中ならプログラム済のロボットをプログラム前に戻すことで時間マーカーを2つ得ることができます。

では、次にアクションの説明を行います。
アクションは全部で7種類あります。

まずは、緑色「研究所の拡大」
最初、前方後円古墳みたいなボードを貰うんですが、それを拡張していくアクションです。
自身がアクションをしたセクタにつながっている研究所タイルを獲得し、自身の研究所に配置します。
ちなみに、5回拡張したらもう置けるところがなくなるので本アクションを選ぶことはできません。
そもそも、このアクション何が嬉しいかというとまず純粋に資源の持てる量が増える。
この前方後円古墳は倉庫の役割もしてるのです。
そして、文字の書いてあるタイルを配置すると、自身のサプライからロボットをタイルに書いてある文字のセクタに配置することができるのです。
もちろん、先客がいれば倉庫にどかします。

次に黄色「時計マーカーの獲得」
科学者のいるアクションスペースにある時計マーカーを倉庫に入る限り受け取ります。
アクションスペースにある時計マーカーが2未満の場合2つ受け取ります。

黒色「クリスタルの獲得」
科学者のいるアクションスペースにあるクリスタルを倉庫に入る限り受け取ります。

紫色「オオダコの捕獲」
科学者のいるアクションスペースにいるタコを捕獲します。
捕獲できる数は倉庫に記載されている限りです。
ちなみにタコを捕獲した際に、捕獲した数により得点を得ることができます。
1なら1点,2なら3点,3なら6点・・・と三角数に等しく得点が入ります。
6以上なら21点です

青色「潜水艦の配置」
科学者のいるアクションスペースに潜水艦を配置します。
配置先に時計マーカーが描かれているので対応する時計マーカーを払うことで配置することができます。
ちなみに、時計マーカーが払えないなら、このアクションを選択することはできません。
潜水艦を配置したら、基地の真ん中に書いてある知識点を得ることができます。

赤色「調査カードの獲得」
日本人的な感覚なら赤がタコですけどね。
科学者のいるアクションスペースに配置されている調査カードを上から1枚獲得します。
調査カードの上限も倉庫に書いてある通りです。
カードの詳細はお手元のサマリーを確認してください。

白色「ロボットにプログラムを行う」
科学者のいるアクションスペースに書いてあるプログラムをロボットに行います。

ここまでが、ラウンドで出来ることです。
ラウンドが終わった時の処理を話します。
中間得点の処理が行われます。

まず、海底基地に置いている潜水艦ごとに1時計マーカーを受け取ります。
そして、お待ちかねの得点計算です。
この時に得られる得点は4種類あります。

1つめは、海底基地のコントロールスペースに一番沢山ロボットを置いている人に6知識点、もし同数で複数いる場合はそれぞれに3知識点づつ入ります。
2つめは、置かれているロボットの下に知識点が描かれているのでそれの一番大きい得点を獲得します。
ただし、潜水艦が既に置かれている列の中で一番大きい数字になります。

3つめは、クリスタルの個数です。1つなら1点、2つなら3点・・・のやつです。
4つめは、マイナス点です。
ロボットがコントロールルームにいるときに、同一セクタに何匹のタコがいるかによって計算します。
1匹なら-1点、2匹なら-3点、6以上なら-21点です。

4ラウンド終了したら、中間の得点計算は行いません。
また、中間得点計算では赤い線を越える際にクリスタルを1つ払う必要がありましたが、最終計算では必要ありません。

では、最終得点になるのは一体なにか?
1つめは自身の研究所にある文字(A~F)の種類。
1種類は1点、6種類で21点です。種類なことに留意してください。
さらに、研究所に5枚のタイルが配置されている(完成している)場合は5知識点を獲得します。

つぎに、自身が保有している時間マーカー1つにつき1知識点。
最後に、海底基地にすべての潜水艦を配置している場合5知識点。

ここまで、処理を行って一番知識点の高いプレイヤーが勝ちです。

インスト用 -動画-

感想

プレイ前の感想

やることのルールが多いし大変そうだけど、自身のやりたいことさえ決めればなんとか行けそう。
どのタイミングで海底基地に仕掛けるかが大変そう。
ロボットをプログラムして動かす・・・まさしくエンジニアの出る幕ではありませんか。
にしても、海外だとタコっていう奴は敵なんですね・・・

実際遊んだ感想

まだ、遊んでいない

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