新企画「知ったかボドゲ評論家」はじまります!
サンデーボードゲーマーの身の丈にあった低い視点から知ったかでゲームについて書いていきます!
評論と言っているので1回目は有名なゲームで、私のボドゲ遍歴に大きく関わってきたゲームである「ドミニオン 基本」について語っていこうと思います!
(画像:BGGより引用)
知ったかで書いているのでめちゃめちゃ変なこと書いてたらTwitter(@gisawa_net)やコメント欄で教えて下さい!
公開指摘で言ってもらっても良いですよ。
知ったか基本情報
人数 | 2~4人(~6人) |
時間 | 40分 |
発売 | 2008年 |
言語依存 | あり |
スリーブサイズ | 縦:94mm×横:61mm |
知ったか情報 | このゲームは色んな賞をとっていて、 ドミニオンクローンっていう似たようなシステムを 持ったゲームを一杯誕生させたくらいすごいんだ。 拡張も沢山出ているし、世界大会もあるんだよ |
知ったかゲームフレーバー
親からもらった屋敷を貰った・・・僕はそれだけでは満足できない
国が・・・僕の国が欲しい・・・
仲間を集めて国を作っていきましょう
みたいな感じです。ちなみにプレイヤーは結婚して嫁さんもいます。
その義両親はめちゃくちゃ応援してくれています・・・口だけで
両親はそんな野心を抱くなと心配してくれていますが・・・さぁ、あなたの判断は?
知ったかグッド&バッドポイント
グッド:組み合わせが多い
組合せが多いければ多いほど良いかと言うとクソな組合せがあるだけで良くないと言う話も確かにあります。でも、組合せが多ければ多いほど組合せって広がっていきますよね
ドミニオンも25種類のカードから10種類のカードを選ぶつまり3,268,760通りもの組合せがあるんですよ!夢が広がりますよね
ちなみにゲームバランスの取れた公式オススメの組み合わせなんかも数種類用意されているのでそちらで遊ぶのも良いと思います、私はもっぱらこっちで遊んでいます
グッド:爽快感を作れる
ドミニオンを語る上で戦略と戦術というものがある。別にセオリーを覚えろなんて言うつもりはない
爽快感に関しては2通りあると言う話。
1つ目は場にあるカード達をみて「あれ、これとこれ組み合わせたら強いんじゃね?」と言う戦略に関する爽快感。この場において自分だけが気づいている(実際はそんなことないが)という心の中でのほくそ笑み、そして戦略をたてれたことの爽快感。戦略はターンが過ぎれば過ぎるほど発見出来て来る、これが発見の爽快感
2つ目は発見した組合せを実際に炸裂させる達成の爽快感。ぷよぷよとかでも組み方わかってるんだけど実際に手が動くかは別問題じゃないですか?それではじめて連鎖を組めたときのあの喜び(私は2段で暴発して終わる勢です)に似ていると思います
ドミニオンも山札にあるカードでコンボが繋がることは分かっているんです、それが実際に出来るかどうかが問題です。
バッド:呪文唱えるやつが多い&無詠唱の奴もいる
ドミニオンは山札からカードを引いて、手札で使ってと言う感じでコネコネやるので「○○を使ってカードを引いて、更に○○の効果でアクション数が増えているので更に手札の◎◎を使ってカードを引いて、手札のカードを交換して…」と長い呪文を聞くことになる
勿論コンボの爽快感を相手は楽しんでいるのだそれを中断させるのは無粋なので聞いているが、色々やったが最終的に「何もできません」と言う結論に落ち着くこともある
お願い申し上げる…「何もしません」って言ってくれ、長々とやったんだから戦略的に何もしませんの方があなたも格好がつくでしょう、だからそう言ってー
ちなみに逆にスピード重視で黙ってカードを捌く人もいる
ゲームを早く進めようっていう気遣いはわかるけど初心者なんですっていう人がいるときはそれはやめたほうが良いかも、俺ならプレッシャーになるから
バッド:一人で遊んでる感にたまに襲われる
上の呪文に通ずるところもあるのですが一人で山札をめくっては手札を使い、めくっては使いを長ければ3分位やることになる
これに関してはグッドに書いた爽快感が得られるプレイヤーと待たせて悪いなと罪悪感を抱くプレイヤーの2つに分かれる
罪悪感を抱くプレイヤーに一言言っておくと、そういうゲームなんで罪悪感とか抱かなくて良いよ
バッド:値段がコロコロ変わる
このゲームは販売価格がコロコロ変わるんですよ、安くで売られてたり高値で売られてたり
このゲームの値段は4,500円程が定価なのでそのくらいで買うのがやっぱり満足感高いですので、ぼったくり価格では買わないようにしましょう
最近、市場から在庫がなくなるとわりかし早めに供給されるようになっているので半年くらいまてば手に入るとは思います、とは言え不確定情報ですけどね
知ったかルール説明
何はともあれ、先ずは準備から
準備
参加者に土地とお金をあげよう!『屋敷』を3つに『銅貨』を7つ。
ドラクエの勇者より与えてるのではないだろうか?(ハンデをつけたいときは屋敷の枚数を減らして上げると少し有利になるのでハンデになるよ)
次に今回の王国に必要な施設・人材を決めていきましょう!施設・人材は10種類選びます。ランダムに選んでも良いですし、説明書に書かれている組み合わせ、一人2種類選んで残りランダムなんかでも良いと思います
これらを適切にサプライ(場)に並べて、山札からカードを5枚引いたらゲームの準備完了です
ルール
自分の番になったらアクションカードを手札から1枚場に出します。
カードの下にアクションと書いてあるカードです。
出したカードの効果を適応します。
アクションカードが使えなくなったら財宝カードを出します。
財宝カードの値を合計していくらになるかを数えます。
財宝カードに書いてある数値分までのコストのカードをサプライ(場)から購入して捨て札に置きます。
その後、手札と使ったカードを全て捨て札にして新たに山札からカードを5枚引きます。
山札からカードを引くときに足りなくなったら、そのタイミングで捨て札をシャッフルして山札として、そちらの山札から引いていきます。
ルールの流れは基本的にこれだけです。
ちなみに、カード効果が無ければアクションとカードの購入は基本1つしか出来ないというのを忘れないでください。
知ったか戦略論
ここでは大きな2つの戦略を紹介しよう
(それぐらいしか知らないとか言えない)
ちなみに私は2018年のドミニオン大会は最下位だった者です
デッキ圧縮
デッキ圧縮のコンセプトは要らないカードは捨てちゃって山札を全ていいカードにしようぜってことです。
デッキが全て金貨なら3枚引くだけで属州が買えちゃいますもんね・・・これは強いです。
その時に必要になるのは『礼拝堂』です。
最初のターンで『礼拝堂』と『銀貨』を買います・・・そこから『銅貨』と『屋敷』を廃棄しつつ『銀貨』『金貨』『属州』を買うことを目指すプレイです。
ドロー&アクション追加
圧縮とか女々しいんだよ、買えるまで財宝カード引いてしまえばどうでも良いだろうという戦略
山札を引くカードを沢山使う、『村』『鍛冶屋』のコンボが有名。
とは言えむやみに増やすと引けなくなることもあるので注意が必要ですね。
弱点として『呪い』には弱かったりする。
本当、良いゲーム
色々遊べて何回も遊べるし、オンラインで基本セットだけなら無料プレイも出来ます。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。
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