概要
「ゼロ」が強いけど目指すと大やけどすることもある禁断の果実!
シンプルに潜むジレンマが最大級!
他のプレイヤー、自分の選択・・・すべてが信じられなくなりゼロになる、ような気もするゲーム
でも、面白いことに家族でワイワイやるにも向いているっていうんだからもう凄い!
『Zero Down / ゼロ』とは
人数 | 2-5人 | ベストプレイ人数 | 4人 |
年齢 | 8歳以上 | 時間 | 20分程度 |
製作者 | Reiner Knizia | 出版社 | テンデイズゲームズ |
言語依存 | 無 | 初回プレイ時間 | 14分 |
ジャンル | セットコレクション、オープンドラフト | ||
備考 | 箱がカッコいい | ||
BGGリンク | Zero Down / ゼロ | ||
販売 | Amazon販売へ |
ゲーム準備
全てのカードをシャッフルします
各プレイヤーに手札を9枚配ります
その後、場に5枚のカードを表向きで配置します
準備はこれだけです!
凄い簡単です
『Zero Down / ゼロ』のルール
プレイヤーが以下の2つのうちのいずれかをプレイしていきラウンドが終了するまで続けていきます。
1.場と交換
2.ノック
場と交換
手札から1枚のカードを場に表向きに出します。
その後に、手札から出したカード以外の1枚を手札に加えます。
ノック
「場の交換」をしたくない場合机をノックをしてパスを行います。
この時『ノック』などと発言するとかっこよいテーブルゲーム紳士になれます。(わかりやすいように言っておいた方が良いです)
2回目ノックをしたプレイヤー以降のプレイヤーは手番を1回やってラウンドは終了します
得点計算
『Zero Down / ゼロ』は点数が少なければ少ない方が良いです
だってゼロなんですから!
点数になるのは手札のみです。
手札の同じ数字のカードを重ねます。
そうした時に見えている数字が点数となります。
ただし、同じ数字カードを5枚以上持っているのであればその数字は0点となります
さらに、同じ色のカードが5枚以上持っているのであればその色の数字は0点となります
この2つの0点になる条件を確認し最終的に手札の点数を合計します。
合計した点数がラウンドの点数となります。
通常だとこのように手札に残っているカード分の得点を得ます。
但し、被っているカードは1枚だけで大丈夫です。
数字や色のどちらかだけを集めると5枚以上になると0点になるのを生かしてそれを集めたりもできます。
わかります、姑息と言いたいんでしょう。
ゼロを目指せと・・・世の中そんな甘くないんですよ!
ゼロとは、色と数字がそれぞれ5枚被る必要があります。
勿論完成すれば最高ですが、途中でラウンドが終了した際の悲しみは・・・是非狙ってみてください
特殊勝利『ゼロ』
手札に同じ数字が5枚と同じ色が5枚揃った時『ゼロ』と宣言することで即座にラウンドを終了させます。
ちなみに特殊勝利『ゼロ』を行う場合は必ず1枚は色と数字条件の両方の性質を持つカードを使用することになります。
他のプレイヤーからしたらたまったものではないですが『ゼロ』が宣言されると即座に得点計算を行います。
勝利条件
複数ラウンドゲームをプレイして得点が一番小さい人が勝者となります。
プレイヤー人数と同じ回数やることでスタートプレイヤーを全員に回すことが推奨です。
ゲーム感想
このゲームは2時間くらい連続で遊んでたくらいには面白いです。
このゲーム、ゼロを目指すか点数を少なくすることを目指すのかで大きく戦略が変わります。
さらに言うなら早く上がって他の人の点数を大きい状態のまま終わらせるなんて戦略もあります。
ジレンマと意地悪さがこの小さい箱に入っているなんてとても素晴らしい
ゼロなんて名前をしていますがかなり熱量の高いやり取りができる良いゲームです。
時間もさほどかからず繰り返す遊ぶにはちょうど良いゲームだと思います
てか、海外の名称【Zero-Down】なのか、【Zero】で検索して出ない出ないなんて思ってた時間を返してくれ笑
コメント