ITノルマンディ

「ITノルマンディ」のルール説明書

内容物

  • プレイカード:33枚(11×3)
  • サイコロ:1個
  • キューブ:11個(ノルマエリア用9個、得点マーカー2個)
  • 共通ノルマエリアカード:1枚
  • 個人ノルマエリアカード:2枚
  • 得点エリアカード:2枚
  • 得点マーカー:2個

ゲームの概要

あなたはアットホームな会社に入社した2人の一人です。試用期間の3カ月を目立たずに過ごし、一般社員として入社することが目標です。責任を避けつつ、3カ月をのらりくらりと過ごしましょう!

ゲームの準備

共通の準備として"共通タスクエリアカード"をプレイヤーの間に配置します

ゲームは3ラウンド行います。

  1. 個人ノルマエリアカードを各自1枚受け取ります。
  2. 得点マーカーを個人ノルマエリアカードの0点の位置に配置します。
  3. プレイカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに13枚配ります。
  4. 残りのプレイカードは山札とし、裏向きで重ねて配置します。
  5. 山札の一番上のカードを表向きにします。
  6. サイコロを3回振り、共通ノルマエリアカードにキューブを配置します。
    例:1回目のダイスを振って6なら赤色の6に、2回目が1なら黄色の1に、3回目が3なら青色の3へ

ゲームの遊び方

各ラウンドではトリックと呼ばれる手順を13回行います。
各トリックにおいては、一方のプレイヤーがリード(トリックの1枚目のカードを出すこと)、もう一方のプレイヤーがフォロー(トリックの2枚目のカードを出すこと)を行います。

タスク量がトリック数より多くなる時もあります。
仕事とは理不尽なものです

各プレイヤーが出した2枚のカードのスート(カードの種類)とランク(カードの数字)に基づき、どちらかが1人のプレイヤーがトリックに勝利したかを判断します。

トリック

  1. カードを出す:各プレイヤーは、手札からカードを1枚表向きで出します。先に出すカードがリード、後に出す方がフォローです。
リード

得点の少ないプレイヤーが最初のトリックのリードを行います。その後のトリックでは、前回のトリックの勝者が次のトリックのリードを行います。リードのプレイヤーは任意のプレイカードを出すことができます。リードが出したプレイカードのスートが、そのトリックのリードスートとなります。

フォロー

一方のプレイヤーがリードしたらもう一方のプレイヤーが可能であればリードスートと同じスートのプレイカードを出さなければいけません。
ランクに関しては任意のものを選んで出すことができます。フォローのプレイヤーがリードスートのプレイカードを持っていない場合に限り、他のスートのプレイカードを出すことができます。

プレイカード効果

プレイカードによっては場に出した時に効果を発動するプレイカードがあります(後述)。

※このゲームは切り札ありのマストフォローのゲームです。
共通エリアの最大の数値にサイコロを配置しているスートが切り札スートになります。(複数ある場合は両方切り札スートになります)
山札の一番上の表になっているランク(数字)が切り札ランクになります。
切り札の優先順位は以下の通りになります。

切り札ランク > 切り札スート > リードスート

トリックの勝者判定

  1. プレイヤーがプレイカードを1枚ずつだしたらトリックの勝者を決定します。
    出されたカードのスートとランクおよびリードスート、切り札スート、切り札ランクを確認してください。
切り札スート or ランクあり

切り札スート or ランクが1枚でも出されていた場合、切り札スート or ランクを出していたプレイヤーがトリックの勝者となります。
2枚切り札が出されている場合は切り札ランクを出しているプレイヤーが勝利となります。
切り札スートのみの場合はランクが高いプレイカードを出したプレイヤーが勝者となります。

切り札スートなし

2枚のカードが切り札ではない場合はランクが高いプレイカードを出したプレイヤーが勝者となります。

トリックの勝者はタスクを解決

  • タスクは「共通タスク」、「個人タスク」、「不要タスク」の3つです。
  • トリックの勝者はどのタスクを解決するかを決定します。
  • 「共通タスク」、「個人タスク」に解決できる場合は優先します。
  • 「共通タスク」、「個人タスク」の勝利時のスートと同じタスクを解決できます。
  • 「共通タスク」、「個人タスク」が解決できない場合は「不要タスク」エリアに配置します。
  • 解決に使用したトリックは、何トリック勝利したか分かるようにしてください。

ラウンド終了

13トリック終了した後、ラウンド終了の処理を行います。

  • 各種タスクエリアが解決されているかを判断します。
  • 【共通タスクエリア】【個人タスクエリア】の両方からタスクが無くなっている場合は、ラウンドで勝利したトリック数の点数。
  • 【共通タスクエリア】の解決されているスート:各スートごとに一番多く解決したプレイヤーが2点。
  • 【共通タスクエリア】にて1回も解決していないプレイヤーがいる場合:1回も解決していないプレイヤーが-2点。
  • 【共通タスクエリア】にて達成されていないスートが存在する場合:全プレイヤー-2点。
  • 【個人タスクエリア】にて達成されていない場合:達成していないプレイヤーが-3点-未達成のタスク数。
  • 【不要エリア】は3ラウンド目のみ配置しているタスク数×-1点。

次のラウンドの準備

  • 「個人タスク」、「共通タスク」を0に戻します。
  • 【不要エリア】に配置したトリック数分、個人タスクエリアにタスクを追加する(色の配分は自由)。
  • 全プレイカードを集め、シャッフルして新しいラウンドを始めます。

ゲーム終了

ポイントが0以上で1番0に近いプレイヤーが勝利者となります。

バリアントルール

3人目のプレイヤーが上司役をやって、タスク完了しているプレイヤーをほめたり
出来ていないプレイヤーを叱咤するなど行うこともできますよ!

この記事を書いた人
gisawa

ダイス大好きボードゲーマーです。
本質的に運だけで生きているのでそんな深いことは書きませんが、もしやたら詳しいブログが書かれたら勝手に誰かに勝負を挑んでいるだけです。
新作の情報とかよりかは自身が遊んだゲームについてゲーム紹介をしていきます。
自身のゲーム会用のサマリーなんかもアップロードしてたりします。
よろしくお願いします。

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