いざ幼少時代へ!アリを苦しめたあの頃へ再び!
皆さんはアリとの思いでアリますか?
昔はアリの巣に水攻めしたり、火攻めをしたり、アリの行列に線を引いてみたりした人も少なくないのではないでしょうか?
逆に、アリの巣の近くに砂糖を置いてみたり、虫の死骸を置いてみたりアリの補助をした人もいるでしょう。
アリは私たちにいろいろなことを教えたくれたと思います。
大人になってアリのことなんて全然考えなくなってしまいました、でもあのアリし日を思い返してみてください。
アリはいつだって私たちの足元にいるのに・・・
しんみりしてしまいましたが、本日紹介するゲーム『It Happens.. / それってアリ!?』はアリが出てきます!
あの頃のアリとはちょっと違う家に住んでますが久々の再開です。
私たちはアリクイになって、アリ塚を襲ってアリやらお宝やらを強奪するゲームです。
プレイヤーがアリクイだから良いもののやっていることは中々鬼畜ですわね。。。
あの幼少の残虐性を取り戻してアリを沢山捕まえましょう!
『It Happens.. / それってアリ!?』の基本情報



人数 | 2-5人 |
---|---|
年齢 | 8歳以上 |
時間 | 30分程度 |
出版社 | Queen Games |
言語依存 | 無 |
ジャンル | セットコレクション |
備考 | |
私の好き度 |
---|
7.5 |
映え度 |
6.0 |
計算量(主観) |
4.0 |
説明難易度 |
1.5 |
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『It Happens.. / それってアリ!?』のゲーム準備
「お宝タイル」「勝利点タイル」を種類ごとに分け、「虫チップ」とあわせてテーブル上に配置します。
次に「アリ塚カード」をシャッフルして裏向きの山札とします。
最後にプレイヤーは1色選んで「サイコロ」を5個と「虫チップ」2つを受取ります。
スタートプレイヤーを決めたらゲームスタートです
『It Happens.. / それってアリ!?』のルール説明
『It Happens.. / それってアリ!?』は4ラウンドを繰り返してゲームの勝敗を決定します。
それでは1ラウンドの流れについて書いていきます。
ラウンドの最初に「アリ塚カード」の山札から3枚の「アリ塚カード」を表に向けます。
「アリ塚カード」に記載されている「勝利点タイル」をカードのそばに配置します。
プレイヤーは自分の手番になったら「サイコロ」を1つ振って出た目を変えずに「アリ塚カード」に配置する、もしくはパスするだけです。
もちろん、「サイコロ」を配置するときにはルールあります。
・「アリ塚カード」の1マスには1つの「サイコロ」しか配置できません。
・「サイコロ」の配置されていない「アリ塚カード」に配置する場合は一番左に配置する。
・「サイコロ」は「アリ塚カード」の1番下のマスから配置しなくてはいけません。
・プレイヤーは「アリ塚カード」毎に1つの縦穴しか選べません。
「サイコロ」を配置したマスに絵柄が描いてあったら、描いてある絵柄と対応する「お宝タイル」「虫チップ」を獲得します。
全員が手持ちの「サイコロ」を全て「アリ塚カード」に配置する、もしくは誰も配置できなくなればラウンド終了です。
ラウンドが終了したら「アリ塚カード」の計算を行います、その後「サイコロ」を回収します。
計算では「アリ塚カード」毎に乗っている「サイコロ」の出目を比べます。
1番得点が多いプレイヤーは女王アリ(紫)が描かれている「勝利点タイル」を受取ります。
2番目得点に多いプレイヤーは将軍アリ(青)が描かれている「勝利点タイル」を受取ります。
同数の場合は、より左側に配置しているプレイヤーを優先します。
さらに「アリ塚カード」に記載されている虫の数と出目の合計が同じ場合は「虫チップ」を1枚獲得します。
3枚すべての「アリ塚カード」にて計算を行ったら、新たに3枚の「アリ塚カード」をめくります。
ここまでが1ラウンドの処理になります。
4ラウンド終了していないなら、次のラウンドも同様にゲームを始めます。
『It Happens.. / それってアリ!?』のゲーム終了・得点計算
4ラウンドが終ったので最終的な得点計算を行いましょう。
最終的に得点になるのは4種類です。
・同種類で2枚以上獲得している「お宝タイル」毎に5点
・「虫チップ」毎に1点
・「勝利点タイル」に記載されている点数
・最もたくさんの種類の「お宝タイル」を持っているプレイヤーに10点(複数人可)
上記の計算を行い一番点数の高いプレイヤーが勝者です。
もし同数の場合は、「虫チップ」をより所持しているプレイヤーが勝者となります。
『It Happens.. / それってアリ!?』の感想
このゲーム、沢山の「それってアリ!?」を引き出してきます。
ただ誤解なきように言うとかなり好みのゲームでした。
まずまず、ダイス5個持っているのに自分の手番に振るのは1個だけ・・・「それってアリ!?」
一気に振らせておくれよ、それは辛いよ。
焼肉食べ放題でキャベツしか食べれない気持ち。
さらに、プレイヤーは冒険家の"アリトン"になりましょう・・・「それってアリ!?」
いや、アリクイになりましょうならわかるけど固有名詞の"アリトン"て笑
ルール面では手番をパスできるルール・・・「それってアリ!?」
これ全員パスしてたら永遠にゲーム終わらないよ。
キャッチーな見た目で忘れがちだが弱肉強食がテーマ・・・「それってアリ!?」
人の家から女王とか食べるためにとったり、宝物とったりとやりたい放題。
そんなことを含めて愛すべきゲームですね。
実際、説明もさほど難しくなく遊んでもらった感想も好評でした。
基本的に3択のうちどれを選ぶかを決めるだけなのにしっかり悩む場所はあり楽しめる一品です。
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