【ゲーム紹介】Fuji Flush / フッチカート

ギサワログ

どうも、ギサワです。

今回紹介するのは『Fuji Flush / フッチカート』っていうゲームです。

『Fuji Flush / フッチカート』とは

協力?それとも自分で切り開く?
手札を一番早く全部無くした人が勝てるゲームです。

『Fuji Flush / フッチカート』の基本情報

Fuji Flush
フッチカート
Friedemann Friese
s
箱絵
人数 3-8人
年齢 7歳以上
ジャンル ハンドマネジメント
備考
箱絵恰好良い
時間 15分程度
出版社 2F-Spiele / アークライト
言語依存 なし
キャッチコピーつけたら?
仲よくすれば全員で勝てるんだよ!!(ニヤリ
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『Fuji Flush / フッチカート』のゲーム準備

準備はとっても簡単です。


全てのカードをシャッフルして山札にして中央に置きます。
そのあと、プレイヤーに6枚の手札を配ります。
7,8人でプレイしている場合は5枚の手札を配ります。

なんと、準備終了です!!

『Fuji Flush / フッチカート』のルール説明

ゲームの終了条件

手札と場にカードがないプレイヤーが現れたらゲーム終了です

ゲームの流れによっては複数人が勝者になることがあります!

ゲームの流れ

スタートプレイヤーから順番に手番を時計回りに実施します。

手番で出来ること
  • 1つ目
    手札からカードを1枚出す
    手札から1枚カードを出しましょう!

手札からカードを1枚出す

手札から1枚数字を選んでカードを出すだけです!

もちろん、そのあとにカードのチェックが入りますよ!!

まず、手番に出したカードの値より少ない値のカードがあるかをチェックします。
もし、あった場合対象の場のカードは捨て札にして、捨て札を出したプレイヤーは新しくカードを1枚山札から引いて手札にします。

山札から引けない場合は、捨て札をシャッフルして再度山札を築きます

捨て札にならないまま、自分の手番が再度来た場合、場に出しているカードを捨て札にします。
そして、新しく手札から1枚カードを出します。
つまり、手札が1枚減ることになり勝利に一歩近づきます!

一番基本なゲームの流れは上記です。
さらに、このゲームを楽しくする一味があります。
それが、複数枚でパワーアップルール!

同じ数字のカードが場に出ていたら、そのカードの値×枚数の強さになるルールです。

数字は連続して出されている必要はありません

下の例のように【19】のカードが出されているときに3枚目の【7】が出されると7のカードは7×3で【21】の強さになります。
そのため、【19】のカードを捨て札にすることができます。

さらに、協力することによって恩恵を得ることができます。
自分の手番に捨て札にならずに残っていたカードは捨て札にすることができると言いました。
なんと、協力していた人たちも手番プレイヤーが捨てるタイミングで一緒に場に出したカードを捨てることができます
協力していた人全員が勝利に一歩近づくのです。

この流れを繰り返いしていき、すべてのカードをなくしたプレイヤーが勝者となります。
場合によっては複数人の勝者が出ます!

『Fuji Flush / フッチカート』の感想・得点

実は、私お恥ずかしながら『Fuji Flush / フッチカート』のルールめちゃくちゃ間違ってプレイしてたんですよね
協力した人がカードを捨てることができないルールでやってました笑
だから、さんざん協力した後「おらぁ、裏切るぜ今までありがとよー」ってな感じのプレイ感でした。
こんなミスをしてたのにかかわらず、私めちゃくちゃ『Fuji Flush / フッチカート』好きだったんですよね笑
「なんでだよっ」ってはなしですよね笑、私もそう思う

で最近、それは全員捨てられるんですよっていう指摘をもらって目からうろこが落ちました。
逆に間違えたルールでやってたのによくゲーム収束していってたなって思います。

そして、やっぱり間違ってないルールの方が考えることが多くて面白いと改めて思いました!

カードの引きによってすべて決まるから運ゲーでしょうなんていう声がありそうですが、実は全くそんなことがないゲームなのはやってみればわかります。
カードの内訳が分かっているのと他のプレイヤーと同じカードをどのタイミングで出すかを選定する必要、残っている強カードの存在。
最初のうちはキャッキャと「協力しよーぜ」でゲームを進めていくことは容易だと思います。
でも、最後は一人で勝ってやるぜーっていう気持ちが高くなってくるんですよね、全員。きっと全員。

なので、最後は強カードの応酬になったりします。
逆に最後にそうならないように早いタイミングで強カードを切る作戦もあります。
11から14に関しては2枚あれば、20まで捨て札にすることができるので結構出すタイミングをうかがわないと普通に捨て札にされてしまいます。
さらに他のプレイヤーの手札によりますが7,8といったカードで結託されると強カードを出したプレイヤーだけが損をするという出る杭は打たれるを体現したような状態になります。

とは言え、面白いのはまさにそこだと思います。
腹の底では「裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る、裏切る」と考えているのに、
協力して「【4】とかでご都合いかがですかー?」なんて言うさまはまさに滑稽。
なお、一人が裏切ると今まで協力協力言っていたプレイヤーも急に強カードを使ってきたりするので何なんだよ、お前らってなれるゲームです。

別にカウンティングしていてもその通りに行くかどうかは、かなり終盤のタイミングでしかわからないので適当に他の人に乗っかっているプレイヤーに寝首を書かれることもしばしばあります。
逆にある程度成熟したプレイヤーも初めてやりましたっていうプレイヤーも楽しめる良作だと、私は思います。

いつでもやりたいって心にいるゲームではないけれども、目の端にはちょろちょろとうつるゲームではありますね

プレイした自分の評価:85点

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