今回紹介するのは、「The Mind Extreme / ザ・マインド エクストリーム」です!
「The Mind Extreme / ザ・マインド エクストリーム」は、黙って遊ぶ異色の協力カードゲーム「The Mind / ザ・マインド」の後継作です。
基本的に「The Mind / ザ・マインド」なんですが、より悩み難しい仕上がりになってます。
「The Mind Extreme / ザ・マインド エクストリーム」は拡張ではなく単体で遊ぶことができます。
ふてぶてしいウサギ再びですね!
「The Mind Extreme / ザ・マインド エクストリーム」はどんなゲーム?
まずは、基本情報と世界観を紹介します。
基本情報
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢:8歳以上
- プレイ時間:20分
- スリーブサイズ:60.5mm×92mm
スリーブを実際に入れた画像はこんな感じのフィット感になります。
個人的には60.5mm×92mmがしっくりきました。
世界観
これはコミュ障の僕がコミュ力を求め仲間と共にあがく物語。
僕に必要なのは『共感力』、感度を上げて周りのことに意識を向け始めた。(Lv.1)
コミュニケーションを磨いてこなかったからか?一度意識するだけじゃダメなんだ、『共感力』を意識して育てていった。(Lv.2)
『共感力』が身につくと自発的に発することも出来る様になった、僕の意識が高くなっていっているのを感じる。(Lv.3)
『共感力』の訓練を積んでいたら、肌感がついてきた、もう『共感力』を意識することはなくなってきた。(Lv.4)
ここまで来ると集団生活も難なく行える・・・もはやコミュニケーション弱者ではなくった時だ。(Lv.5)
相手が考えていることさえ、手に取るようにわかる・・・コミュニケーション力は読心術に昇華していた。(Lv.6)
読心術はコミュニケーションの技術進化と思っていた、だけど違った、テレパシーを使えるようになった・・・僕は超能力者なのか。(Lv.7)
超能力者を意識したとき、もはや僕の意識は体から飛び出し思念体となった。(Lv.8)
思念体になった影響か?僕は量子すら感じることができるようになっていた。(Lv.9)
体がある時は逆らうことさえ出来なかった、時間さえ僕にとっては自由に出来る存在になっている。(Lv.10)
僕は真理の扉に辿りついたのではないか・・・世界がわかる。(Lv.11)
僕はやはり真理に辿りついていた・・・だけど既に体はない、僕は物質であり真理である、僕は概念だ・・・僕はコミュ力が欲しかっただけなのに・・・(Lv.12)
感想
前作に比べてかなりレベルが上がっているかは微妙な感じかもしれません。
前回は全て昇順で出していくというところだったのが今回は昇順、降順両方同時進行で出していく必要があるというものです。
確かに悩ましいですが、2山あるから自分が片方出しても大丈夫だろう・・・という謎の自身が前作より出て来たりします。
まぁ、ダメなことが多いんで難易度はあがっているのでしょうが笑
今回の面白ポイントとして、2人で恐る恐る出した時に白色のカードと赤色のカードだったりして、「何、無駄な緊張感漂わせてんだ!」というのは
緊張と緩和がゲーム性に盛り込まれており楽しいことこの上なしです。
自分も含め慣れていない人で遊ぶと、「白色のカード出せるぞ~」という気持ちが強すぎて先に白色のカードの場が揃ってしまうことがあったりしました。
バランスよく遊ぶにはかなりの熟練度が必要なのかもしれないんですが、気軽に遊べるゲームです。
矛盾してるけど・・・もう、このゲームは哲学なんじゃないだろうか?と思うことにしています。
今は2人で2回遊んだだけなので複数人で遊んだら感想を更新します。
ルール
お手軽級
セットアップ
まず、場のレベルと書かれたカードの山札をつくります。
山札の1番上に「レベル1」と書かれたカードが来るようにします。
また、参加人数によって使用するレベルカード枚数は異なります。
2人だとLv1~12の12枚、3人だとLv1~10の10枚、4人だとLv1~8の8枚です。
その傍に手裏剣カードを1枚とライフを示すウサギカードをプレイ人数によって配置します。
そして、お助けカードでもある手裏剣のカードを1枚配置します。
最後にプレイ人数に応じて、ライフを示すウサギカードを置きます。
2人だと2枚、3人だと3枚、4人だと4枚です
場の準備はこれでお終いです。
手札をそれぞれ1枚づつ配りゲームスタートです。
勝利条件
全てのレベルをクリアすることができれば参加者全員の勝ちです。
ゲームの流れ
まず大前提のルールが1つあります。
ゲーム中はカードを出すことに関するコミュニケーション禁止ということです。
会話はもちろんできませんし、ハンドサインや表情で相手に伝えることも禁止です。
ただ、そこまで厳格にやると厳しすぎるかもしれませんのでハウスルールでちょっとした身振りはOKにしたりすることも多いです。
まず、手札を貰って心の準備が出来たプレイヤーから右手をテーブルに置きます。
全員が右手をテーブルに置いたらゲームスタートです。(右手はテーブルから離して構いません)
ここからは、もうプレイヤーが出せると思ったタイミングでカードをどんどん出していくことになります。
白いカード(画像左側)は昇順(大きい数字が上になるように)に、赤いカード(画像右側)は降順(小さい数字が上になるように)に出していきます。
もし、白いカードなら手札にあるカードより大きいものが出された(赤いカードなら手札にあるカードより小さいもの)場合、一旦ストップをかけます。
ストップをかけて、場に出された数字と出された数字間の数字が手札にあればそれを場に出します。
出された枚数に限らず失うライフは1つです。
上記の画像ですと2枚場に捨てられていますが失うライフは1つになります。
上記のルールから、いきなり白の50を出せばライフを1つ失うだけで白い山をクリア出来ます。
ただし、それって凄くつまらなくなると思っていますので是非やめて頂きたいところですね。
ちなみに、出すときのルールとして手札に白いカードが複数枚ある場合最も数字が小さいカードから出さなくてはいけません。
赤色も同様に、複数枚ある場合は最も数字が大きいカードから出さなくてはいけないです。
単純なルールとしては以上です。
少しだけルールが追加となる「ブラインドルール」というものがあります。
こちらは次項にて紹介します。
全てのプレイヤーが手札がなくなれば今のレベルをクリアして、次のレベルに進むことになります!
次のレベルになったらまた、レベルの数に等しい枚数カードを配り心の準備が出来たプレイヤーから右手をテーブルに置いていきます。
ブラインドルール
ブラインドルールといっても出し方は同じです。
1点違うところは、カードを裏向きに出すということだけ
上記の画像だと赤色のカードの山札のところに"手"のマークが付いています。
"手"のマークが付いている方の場は裏向きに出す必要があります、ついていない場は通常のルール通り表向きに出していきます。
裏向きに出したカードはすべてのプレイヤーの手札がすべてなくなったタイミングで表に向けます。
裏向きに出していたカードを表に向けて、何か所間違えているかを数えます。
ブラインドルールを適応した方の山札は間違えている箇所分ライフを除外します。
この除外処理をしたうえでまだライフが残っていたらクリアとなり、次のレベルに進むことができます。
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