競馬・競馬・競馬!!
今回紹介するのは『Royal Turf / ロイヤルターフ』です。
『Royal Turf / ロイヤルターフ』とは
『Royal Turf / ロイヤルターフ』は競馬をテーマにしたゲームです。
そもそも"ターフ"とは"芝生"のことを言います、つまり"ロイヤルターフ"は"王者にふさわしい芝生"という意味になります。
"王者にふさわしい芝生"ってなんだよと思う方もいると思います・・・これはつまり、競馬の1着の馬だけが入ることができる芝生"優勝馬表彰区画"の芝生を言ってるのです(たぶんね)。
だから、「馬が走っているレース場の馬場がダートやんけ」みたいな無粋なことを言うのは的外れですよ!
ちなみに『Royal Turf / ロイヤルターフ』のヴァリアントトルールを組み込みリメイクした『Winner's Circle / ウィナーズ・サークル』と呼ばれるゲームが後に発売されています。
この"ウィナーズ・サークル"というのが"優勝馬表彰区画"のことを指していますので"ロイヤルターフ"はそういうことなんでしょうね。
『Royal Turf / ロイヤルターフ』の基本情報
人数 | 3-6人 |
---|---|
年齢 | 10歳以上 |
時間 | 45-60分程度 |
出版社 | alea |
言語依存 | 無 |
ジャンル | 賭け・サイコロ |
備考 | |
alea small box serise No.2 |
私の好き度 |
---|
6.0 |
映え度 |
7.5 |
計算量(主観) |
3.0 |
説明難易度 |
3.0 |
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『Royal Turf / ロイヤルターフ』のゲーム準備
まずは、場の準備をします。
場は「ゲームボード」に広げます。
そのあと「馬カード」を全て混ぜて裏向きの山札にします。
次に各プレイヤーの準備をします。
各プレイヤーはプレイヤーカラーを表す「カラータイル」とプレイヤーカラーの「ベットチップ」を4枚受取ります。
内訳は(0-1-1-2)です。
これで各プレイヤーの準備は完了です。
なので、以下のルールもヴァリアントルールの方を書いています。
最後に「ゲームボード」の傍に「馬コマ」「ペースプレート」「ダイス」「お金」を配置してゲーム開始です。
『Royal Turf / ロイヤルターフ』のルール説明
それでは『Royal Turf / ロイヤルターフ』のルールを説明します。
『Royal Turf / ロイヤルターフ』は3ラウンドにわたりゲームが進みます。
ラウンドは下記の流れで進んでいきます。
- Step1レースの準備「馬コマ」の初期配置とペースプレートの初期配置の処理
- Step2賭け4回「ベットチップ」を配置
- Step3レース「ダイス」を振って「馬コマ」を進める
- Step4払い戻しレース結果と賭け結果からお金を受取る
レースの準備
まずは、「ベースプレート」を「ゲームボード」の18の位置に配置します。
次に馬たちの準備をします。
「馬カード」を山札から1枚づつ表に向けます。
表に向けた「馬カード」の色を確かめ、ラウンド中にすでに表になっている色ならば何もせず山札の下に戻します。
「馬カード」が新しく出た色ならば同色の「馬コマ」を「ゲームボード」に配置します。
「馬コマ」を配置する場合33の位置から降順に配置します。
「ゲームボード」に7つの「馬コマ」が配置されたらレース準備は完了です。
賭け
「ゲームボード」の賭けエリアに「ベットチップ」を配置します。
各プレイヤーが1枚づつ裏向きに賭けエリアに裏向きで配置します。
それを4周して全員が「ベットチップ」が無くなれば賭けは完了です。
レース
まずは「ダイス」を振ります。
その後動かす「馬コマ」を決めます。
「ダイス」の出目と選んだ「馬コマ」と同色の「馬カード」に書かれている出目分進めます。
選んだ「馬カード」を選ばれなかった「馬カード」と
場合によっては「馬コマ」は1歩も進めないこともあります。
払い戻し
1着から3着の「馬コマ」に「ベットチップ」を賭けていたプレイヤーは「ベットチップ」の枚数に応じて「お金」を受取ります。
払い戻し額は「ゲームボード」上に記載されています。
ゲーム感想
このゲームはウマ娘が流行り始めたころから急に見かけるようになった。
そんで実際問題面白いよね。
キャッキャッ言いながら楽しめるゲームだと思う。
実際の競馬だったら大損してたよーなんかいいながら遊んでいた。
ぷら駒がちゃっちいというのが少し気になったり、ならなかったりって感じですかね。
ゲームレビュー
このゲームはかなりパーティーゲームとして優秀だと思う。
特に私が面白いと感じたのは3か所あります。
まず、テーマが競馬なんで身近にあるのでちょっとした雑談をしながら遊ぶことができる。
今なんかはウマ娘なんかも流行っているからそちら方面でも話せるようになっているかもしれないからテーマの幅広さはあると思う。
「ゲームで賭けてもお金減らないからよいよねー」なんて言いながら賭ける緩い雰囲気で遊びやすかったです。
次に、ブラフ要素がある賭け。
「俺はこの馬勝たせたいなー」なんてい言いながら0の「ベットチップ」を配置する。
結果を見てみたら何のことはない。
みんな0置いてたけどなんかその馬が勝ってるなんて言う状況では笑いも生まれる。
さらに、「ベットチップ」が4枚だけなのでそこまで読みが難しいといったこともない。
最後にレースでのジレンマである。
このジレンマこそ『Royal Turf / ロイヤルターフ』の肝であり、素晴らしく面白いところ。
自分が賭けている「馬コマ」を進めるか、自分が賭けていない「馬コマ」を進めないかを選ぶ必要があり、それにより相手に賭け情報が筒抜けになる恐れもある。
一つの行動によりすべての作戦がばれる・・・まさしくジレンマである。
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