我々日本人は「スマートフォン株式会社」について怒りを覚えなくてはならない!
まずはこの画像を見てくれ。
明らかにスティーブ・〇〇〇〇でしょう。
その割に、「スマートフォン株式会社」のマップには日本がないのです。
おいおい、日本のアイフォンのシェア率見くびるなよっ!!
これはやっちゃったねー、なんて思っていたんですがゲーム自体はものすごく面白かったです。
というわけで、今回は数奇ゲームズ様のレビュー企画に全乗っかりで「スマートフォン株式会社」と「モバイルマーケット」の比較レビューを書いていきます!
今回の記事では「スマートフォン株式会社」と「モバイルマーケット」の比較をしながら個々の違いやそれぞれで感じた面白さをまとめてみたいと思います。
これから購入を考えているあなた、遊んでみようと思っているあなたの参考になればと思います。
プレイした人たちからは「ああ、なるほど!」と共感できるポイントが沢山あるように紹介します。
是非、最後までお読みいただければ幸いです!
興味を持っていただいた方は下記の数奇ゲームズ様の販売サイトより購入できます!
基本スペック
まずは、両ゲームをやってみて私が激推しなポイントを紹介させてほしい。
いや、する。
その前に各ゲームの単純なスペック紹介から。
スペック紹介なんていうとスマートフォン紹介してる感じしちゃいますねー。
スマートフォン株式会社
プレイ人数 | 1-5人 |
対象年齢 | 14歳以上 |
時間 | 90分 |
モバイルマーケット
プレイ人数 | 1-4人 |
対象年齢 | 14歳以上 |
時間 | 60分 |
「スマートフォン株式会社」「モバイルマーケット」の両方が5ラウンドのゲームです。
共に1ラウンドが8フェーズで構成されています。
実際の体験時間では「スマートフォン株式会社」は1時間程度で終わる感じでした。
「スマートフォン株式会社」は同タイミングで考えることができて、後手番ほどできることが少なくなり選択肢が少なくなることで考える時間が減ることが影響していると思います。
「モバイルマーケット」は1時間30分くらいと長く、毎ラウンドカードの効果を読んだうえで自身のカード、戦略とシナジーを考える必要があるために延びるものだと思われました。
私の激推しポイント
斬新なパッドシステム
両ゲームともに採用されている驚くべきシステムがパッドシステムです。
2つのパッドを重ねることで、各ラウンドで使えるアクションやスマートフォンの価格を決定します。
これが非常にユニークで重要なシステムになっています。
このパッドシステム「スマートフォン株式会社」から「モバイルマーケット」の間に小型化に成功しているんですよ。
パッド1つあたりに搭載されているアプリ(アイコン)の量が「モバイルマーケット」の方が増えているんです。
パッドに関しても技術の進化を感じることができます。
ちなみに、技術の進化と言っているのは「モバイルマーケット」は「スマートフォン株式会社」から後の世界をコンセプトとしているためです。
ユニークなパッドシステムでは2枚のパッドを組み合わせてラウンド(その年)に何をするのかを決定する。
どれだけ商品を作るのかを決定する。
どれだけ技術投資、販売戦略をするのか決定する。
どれだけ価格をあげるのか、はたまた下げるのか決定する。
いや、どれだけ決定するんだと思いますよね。
出来るんですパッドシステムを使えばシンプルに、スタイリッシュに!
この両ゲームにおいて重要な役割を果たすパッドシステムですが、2つのゲームには明確に違いがあります。
「スマートフォン株式会社」はパッドを改良できる!
「モバイルマーケット」はパッドを改良できない!
「スマートフォン株式会社」のパッドが改良できると、あるアクションに特化したりと自身のやりたい戦略をパッドにインストールすることで実行ができるようになります。
なので、パッド構築で相手との差別化を行い後から行う運送力、技術力などをあげて盤面上での差別化をしていくことになります。
改良パッドは2マスのアイコンが描かれているタイルになりますので全部は覚えていられなくても『次はあのアクションを多めに実行しようとしているんだなぁ』というのがなんとなくので裏をかいた戦略をしたり、阻止した時の気持ち良さはひとしおです。
一方で「モバイルマーケット」でパッドが改良できないのは戦略性がないという話ではありません。
「モバイルマーケット」では技術カード、販売促進カードなどのカード類を獲得することで他のプレイヤーとの差別化を図っていきます。
つまり、パッドは最初から最後まで同じ組み合わせになりますので「スマートフォン株式会社」よりシビアな読み合いが必要になります。
私個人の感想ではパッドの計画は「モバイルマーケット」の方が熱くバッディング要素すら感じるほどにヒリついた計画を練った記憶があります。
(あの時は私も含めて逆張りプレイヤーが2人いたというのもありますが。。。)
コンセプトとプレイ感の一致感が凄い!
コンセプトの親和性が両ゲーム共に高い。
「スマートフォン株式会社」では、現在では普通に使用されているスマートフォンを全世界に広めるというコンセプトのもと、GPSやゲーム、4Gなどの技術を搭載した端末の開発が行われます。
ゲームでは、価格設定や各国のニーズに応じて売れるスマートフォンが異なります。
プレイヤーは市場の動向を見て、どんなスマートフォンを作るかを決定します。
また、どの地域に進出するかを決めるのも経営戦略で実施します。
まさしくCEOになったような感覚が味わえます、知らんけど。
さらに、金額については高いスマートフォンを買ってくれる地域は以外と少なくて、高い予算を持ってるくせに安いスマートフォンが売られたらそれを買っちゃう顧客・・・いや、わかるけどめちゃくちゃ腹立ちました笑
良いの作ってるんだから、ちょっと待てよ……と
そんな粗悪品を世界に撒くな……と
一方「モバイルマーケット」はプレイヤーは家電メーカーのCEOとなり、成長著しいモバイル市場でスマートフォンを販売します。
ここでは、「スマートフォン株式会社」よりも細部まで設定された顧客や製造利益などの管理が求められました。
実際に「モバイルマーケット」に書いてあるような広報戦略のお得意様が盲目なんていうのはめちゃくちゃわかる。
私自身結構メーカー買いするタイプなんで『あるあるー』とか言いながらプレイしていました。
お金では今回は粗利というシステムが導入されて、機能を載せれば載せる程開発費がかかって世知辛いけどそうだよなーと思ったり。
私この時気付いてしまったんですが、「スマートフォン株式会社」の時5社あったに4社になっておりスマートフォンを作る時に機能を盛り込むときにお金を払っている。
いや、特許独占されてないか?……あのメーカーうまくやりましたね。
この章はレビューっていうか感想になりましたね、でもこのマッチしている感じが大好きです。
シンプルで初見に優しいゲームデザイン
「スマートフォン株式会社」と「モバイルマーケット」両方に言えるのが例外処理が少ない。
一通り説明した後に『こういう例外があるんですけどねー』ということがほとんどない。
「スマートフォン株式会社」の特許のタイル説明、「モバイルマーケット」のカードの説明は在りますが、カードにも規則性がありすぐに慣れると思います。
両方のゲームに言えることなんですが、プレイヤーが獲得できるもの、配置する箇所などが全てオープン情報となっているため、プレイヤー間で先にカードやタイルの効果を確認しておけるのは初見の方にも出しやすい優しいデザインだと思いました。
嫌がらせできるくせに優しさがある
「スマートフォン株式会社」はまさしく"人情味やくざ"のようなゲームなんです。
各都市に建てられるプレイヤーの建築物には上限があり、地域を独占するなんてことができないようになっています。
えぇ、私は独占しようとして止められました。
さらに、スマートフォンを売る時は左の顧客(細客)から売りなさいということ。
つまり、他のプレイヤーが一番右の顧客に売れるのを邪魔したいからっていきなり右の顧客に売ることができないっていうルールが明確な悪意を阻害することができています。
「モバイルマーケット」に関しても同様である。
まずは、お得意様から売るというルールが市場を荒らし過ぎないようなルールになっていると思う。
また、市場の顧客も売る順番が決まっているためにピンポイントで邪魔することができない。
逆に言えば残った顧客を大事にすれば大やけどをしないで済むというわけです。
両ゲームとも、インタラクションがガッツリとあるのに「仕方ないんです、うちはルールにしたがってるだけですからのぉ」と悪びれもせずプレイヤーが遊べるように配慮されているんです!!
感想
箱絵について
私はボードゲームを買う時にルールより箱絵を見てジャケ買いすることが多いんで、箱絵に言及しないで比較レビューを行うことはできませんよね。
と思ったが、ここからはもはや駄文なので感想ということにしておこう。
実際にゲームを遊んでみるとわかるのですが、この箱絵はとても両者間のプレイヤーが見る風景を端的に示しています。
「スマートフォン株式会社」ではこれから世界にスマートフォンを広めるために各地でこれから巻き起こることの想像が掻き立てられる。また、真ん中にドカンと立つ男性は会社の偉いさんかもしれないし、スマートフォンが世界中に渡った際に仕事に利用しているユーザー像かもしれない。
私は懐疑的ではあるが、箱絵はおじさんであればあるほど面白いという言い伝えを信じるのであれば真ん中に大きなおじさんがいるのであれば「スマートフォン株式会社」にはとても大きなアドバンテージがある。
ちなみに後ろの人を合わせると「スマートフォン株式会社」には5人の小さなおじさんがいる(顔が見えている人のみカウント)。これはもはや面白さは疑いようがないのではないだろうか。
「モバイルマーケット」は逆にスマートフォンが普及した世界で様々な人がスマートフォンを持っており談笑をする様がスマートフォンが特別でなくなった世界を示している箱絵となっており「スマートフォン株式会社」で我々が頑張った成果が見て取れる。そして、大きな違いとしてはやはりおじさんから2人の女性になっているということだ。そして、きっとこの箱絵で見ている風景は営業担当が街中で見る景色何だろうと思う。どこの会社のスマートフォンを買ったかが分かる。意識したことはなかったがこうして比べると否応なしにも感じてしまう。あの大おじさんワントップパッケージと比べるとインパクトの暴力がやはり少なく感じてしまう。ただ、私はこちらの箱絵の方がすきなんだ。
プレイ感想
まず、両ゲーム共にスマートフォンという身近なものを扱っているためゲーム中の会話のボケしろは高かったように感じます。
『太客だけがスマートフォン持てる世界で良いんですかー』とか『タッチ決済使うなよ』などちょっとした会話が現実世界とリンクして面白かったです。
2人戦の感想
BGGの「スマートフォン株式会社」のベスト人数をみると5人であり、プレイヤー数が多い方が良いとされていました。
実際「スマートフォン株式会社」の2人戦は一手一手が重くミスが出来ない。
お互いがお互いに置いていかれないようにすることが必至になりました。
どこかで大きな得点差がつくと後は相手の邪魔をひたすら頑張ればよいという状態に陥りやすいような感じがありました。
ただ、そのスリリング感を味わうのは悪くないし面白かったと思います。
(ただ、多人数の方が良いというの賛成します)
一方、「モバイルマーケット」は、2人でプレイしても十分に楽しめます。
2人プレイだと場に出ているカード(技術、販売促進、機能)から潤沢に選択肢があり4人プレイよりもカード戦略の自由度が高いと感じました。
しかし、パッドの値付けはその分重要になっており、あまり大きな差で金額をつけてしまうとその後もじわじわと響いてくることがありました。
4人戦の感想
「スマートフォン株式会社」はかなり相手を意識した立ち回りが要求されたように感じます。
誰かを警戒していないと出し抜かれる、逆に出し抜かれそうになった場合は全員で団結するときも必要になるなど臨機応変さが必要で裏切り(勝手に思ってるだけ)なども発生してパーティー的な面白さもありました。
どちらかというと長期的な計画を立てて、相手の動きを予想することが必要になるかと思いました。
「モバイルマーケット」はプレイ感は2人とあまり変わりませんが緊張感が全く異なります。
4人は手番によってはカードの選択権が少なくなり自由に動けないため、スマートフォンの価格を無理に下げてでも手番をとるなどリスクをとる必要が出てくると感じました。
ただ、殴り合いというよりは自身の計画を通すために他のプレイヤーを出し抜くという気持ちが大きいです。
最後に
「スマートフォン株式会社」と「モバイルマーケット」をレビュー記事としておすすめを記載します。
「スマートフォン株式会社」は多人数でやる機会が多い場合はこちらのボードゲームをおすすめします。
5人までできますし、例外のルールも少ないので説明も簡単で遊びやすいと思います。
ボードも多段になっていますし、コマを置いておくと盤面がものすごくきれいになる。
シンプルに骨太なボードゲームです。
「モバイルマーケット」は少人数でも楽しめるゲームです。
少人数だとカードゲームのコンボを考える楽しさが多くなり、多人数だと「スマートフォン株式会社」であったひりついた計画を練る楽しみ方ができます。
さらにカードにフレーバーが書いてあり、反5G派の暴走なんかもありゲーム中のちょっとしたトークに花が咲きやすいです。
ちなみに、「モバイルマーケット」は小型化されているからと油断しないでください、ゲームの準備をすると結構場所取りますよ笑
是非皆さんも遊んでみてください!!
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