【所持ボドゲ紹介するだけvol.3】『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』

ギサワログ

15世紀のトスカーナと言えば、イタリア・・・ルネサンスの中心でした。
王としてトスカーナの地を繁栄させていきましょう!
本記事では『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』の概要と気になったことを紹介します!

『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』とは

ライオンの絵が描いてあり見るからに厳ついタイプの箱絵ですよね。
でも、存外やることも単純で誰にでもおススメ出来る感じのゲームです。

人数 2-4人 ベストプレイ人数 2-3人
年齢 10歳以上 時間 45-60分程度
製作者 Stefan Feld 出版社 alea
言語依存 初回プレイ時間 33分
ジャンル セットコレクション、タイル配置
備考 アレア復刻大箱シリーズNo.3
販売

ゲーム準備

まずは、共通の場所を作ります。

「得点トラック」を配置、各プレイヤーは自分の「得点マーカー」を受け取ったら緑、オレンジそれぞれの得点トラックの50の位置に「得点マーカー」を配置します。
その傍に「地域カード」、「産出カード」、「大理石」、「労働者」、「ワイルドへクス」を全て配置します。
この配置は人数に寄らず同数です。

次に得点トラックのそばに「地域カードタイル」「保管スペースタイル」「大理石タイル」「労働者タイル」「産出カードタイル」をおきます。
さらに、「配置ボーナスタイル」を”Ⅰ”の面が上になるように置きます。

最後に、「へクスタイル」を8枚表向きに配置します。
共通の場所の準備はこれで終了です。

個人ボードの準備についてはまずは「個人ボード」と「地形タイル」「初期城タイル」「50得点マーカー」を貰い配置します。
「初期城タイル」は両面にお城が書かれています。21枚の地形タイルは裏面を向けて各7枚づつ個人ボードの上の箇所に配置します。

次に「地域ボード」を受け取ります。
地域ボードは裏面に”A”、”B”、”C”と記載されているのでそれぞれ被らないような組み合わせで受け取ります。

「地域ボード」を組合せ終わったら、「初期城タイル」を「地域ボード」の深緑の箇所に配置します。
ゲームは「初期城タイル」に隣接するようにタイルを置いていくので最初に沢山置けるようにしておいた方が良いかもしれません。

最後に、「地域カードタイル」「保管スペースタイル」「大理石タイル」「労働者タイル」「産出カードタイル」のうち1枚を選びゲーム準備は完了です。

『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』のルール

あの図を作る

自身の手番になったらやることは3つから1つを選ぶだけです。

1.「地域カード」を引く
2.「へクスタイル」を「保管スペースタイル」に獲得する
3.「へクスタイル」を「地域ボード」に配置する

「地域カード」を引く

「地域カード」より3枚のカードを引いて手札にします。
手札上限はありません。

説明書と異なるかもしれませんが、作者のStefan Feld氏が基本アクションで3枚引くようにするよって言ってました。

どうやら、「地域カードタイル」が強すぎるので調整する為に基本アクションのカードを引くアクションの枚数を2→3へ変更したようです。

「へクスタイル」を「保管スペースタイル」に獲得する

共通の場にある「へクスタイル」を獲得して「保管スペースタイル」上に配置します。
ストック出来る数は「保管スペースタイル」につき1枚です。
既に「保管スペースタイル」が一杯の時に獲得すると「保管スペースタイル」に置いている「へクスタイル」をゲームから除外して、獲得した「へクスタイル」を配置します。

次に、自分の個人ボードの「地形タイル」から1番左に置いているタイルを共通の場に配置します。

もし、共通の場に配置したタイルが同色のものが5枚になった場合、5枚同色のタイルをゲームから除外します。
そして、裏向きの「へクスタイル」から改めて5枚めくります。(5枚同色が無くなるまで続ける)

もし、「地形タイル」を共通の場に出した際に引いていた裏向きのタイルが0枚になったら、そのことを全員に伝えます。
全員の手番が同じになるようにした後、得点計算の処理を実施します。

「へクスタイル」を「地域ボード」に配置する

手札の「地域カード」を出して「へクスタイル」を「地域ボード」に配置します。

基本的な、配置ルールが2つあります。
1つ目は既に配置しているタイルに隣接するようにしか置けない
2つ目は配置するタイルと配置する地域の色が同じでなくてはいけない
つまり、青色の「へクスタイル」は青色の「地域ボード」のマスにしか配置できません。
但し、ワイルドへクスタイルだけはどの色に配置することが可能です。

配置するときに必要なのは2~4枚の「地域カード」です。
青色の「へクスタイル」を配置するならば青色の「地域カード」2枚を捨て札にする必要があります。

但し、「地域カード」は2枚捨てることで何色とみなすことも出来るので、赤色の「地域カード」を4枚捨てて青色の「地域カード」2枚とみなして「へクスタイル」を配置することも可能です。

このゲームの醍醐味とも思えるのが、「へクスタイル」を「地域ボード」配置したときに得点が得られたり、「へクスタイル」の効果が発動したり、「配置ボーナスタイル」の獲得ができます。

配置による得点

配置による得点は簡単です。
地域ボード上では1~3マスで色ごとに地区が区切られています。
その区切られている地区に全て「へクスタイル」を配置したタイミングでマス数に対応した得点がもらえます。

マス数 得点
1マス 1点
2マス 3点
3マス 6点
ラウンド中に獲得する得点は緑の得点トラック上の「得点マーカー」を動かします

「へクスタイル」の効果

「へクスタイル」を配置したときの効果は個人ボード上に記載されています。

へクスタイル 効果
城(深緑) 「へクスタイル」を共通の場から直接「地域ボード」に配置
都市(赤) 「地域カードタイル」「保管スペースタイル」「大理石タイル」「労働者タイル」「産出カードタイル」のいずれか1枚を獲得
宿屋(青) 「ワイルドへクス」を獲得
農場(黄緑) 配置した地域の農場コマの種類によって特典を獲得(1種類1点)
採石場(グレー) 「大理石タイル」の枚数分「大理石」を獲得
村(オレンジ) 「労働者タイル」の枚数分「労働者」を獲得
修道院(黄) 「地域カード」を3枚手札に加える
荷馬車(クリーム) 「産出カードタイル」の枚数分「産出カード」をめくり効果を発動させる

「配置ボーナスタイル」の獲得

「地域ボード」上の1色を埋めると「配置ボーナスタイル」に記載されている得点を獲得することが出来ます

得点計算

得点計算では緑のトラックにある「得点マーカー」をオレンジのトラックにある「得点マーカー」に加えていきます。
この時、重要なことなのですが緑のトラックにある「得点マーカー」はそのままの位置に置いておきます。

ゲームは3Rしかないのですが、最終的な得点は下記のようになります

最終的な得点 = 1Rで獲得した得点 + (1Rで獲得した得点+2Rで獲得した得点) + (1Rで獲得した得点+2Rで獲得した得点+3Rで獲得した得点)
つまり
最終的な得点 = (3 × 1Rで獲得した得点) + (2 × 2Rで獲得した得点) + (3Rで獲得した得点)

1Rにとる得点は3Rに獲る得点の3倍の価値があったりします。

勝利条件

3度目の得点計算を行った時点で1番得点が高い人が勝者です

フレーバー的に言うと、トスカーナを1番発展させた王様が勝者になります。

ゲーム感想

2人で遊ぶと30分くらいで終わるしお手軽

手札と出ているタイルというほど良いというよりかは、結構運の部分が大きいかもしれないけれどもかなり面白い。
ダイスの出目に左右されることが無く、自分の引き運のため運が悪くても納得できる感じがあります。

とは言え、得点計算が結構面白くて早く得点をとると長期的にお得になるんですよね。
ってことは早く動けってことを強制される感じ・・・拡大生産の繋げてコンボを早くする必要が出てきて斬新でした。
ぷよぷよを積み込むように、大連鎖を狙うよりかは小さく小さくポイントを刻むの方が良いのかもしれないです。

実際終盤追い込みのプレイはやっていないので何とも言えませんけど。

あのライオンは一体なんですのん?

どうやら、トスカーナ地方、フィレンツェ地方とかのイタリアではドアノックするときにライオンの装飾を施していたようです。


(画像はアマゾンリンク)

実際今もネットショップとかで売っているようです。
つまり、あのライオンはお城の扉についたノック用の装飾なんですかね。
・・・城の中まで届くのかな?

ゲームだと得点ボードにライオンが配置されていることを考えると、お城を訪れた人・・・つまり、領主の人望が勝利点なんでしょうね。

『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』のリメイク作品ではないような気がするんだけど?

ルールを読んでいると『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』が『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』のリメイクと呼ばれることに違和感を覚えませんでしたか。
少なくとも私は別のゲームだと思いましたもの。
それでも、なぜか『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』が『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』のリメイクという話を聞くことがちょこちょこあります。

一つ言わせてくださいその情報、間違ってます

そもそも『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』がなぜリメイク作と言われるようになったところから紐解いていきましょう。
ヒントはボードゲーム情報サイトBGGにありました。

BoardGameGeek

"『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』は新しいゲームなのかい?"というスレッドがありました。
投稿者は2020/8/19に「『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』のリメイクってBGGは発表しているけど何か情報分かる人いる?」という旨の投稿しています。
その情報を見ていくと「出版社がリメイク作品で登録している以上、このゲームはリメイク作品だ」ということが書かれていました。
つまり、『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』はある時点まで『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』のリメイク作品として発表されていたのです。

なら、合ってるじゃないか?と思われるかたもいるでしょう?・・・その後一発逆転が起こります。

2020/11/2に出版社がリメイク作品のタグを解除して、『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』は独立した作品であるとしたのです。
つまりは、現在の『トスカーナの城 / The Castles of Tuscany』は『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』とは関係なく比較される対象でもありません。
勿論システムで踏襲しているところはあるものの『ブルゴーニュ(の城) / The Castles of Burgundy』に比べてどうだこうだなんて言われる筋合いはないのです!

ビバ、独立!

箱が丈夫になったぞ

今までのアレア復刻大箱シリーズと言えば、箱がペラペラでお馴染みだったんですよね。
主に私の中で。

それが、なんと今回からしっかりとした厚みのある箱にチェンジしているのです!
素晴らしい!

ゲーム会用サマリー

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